近年、節分と言えば恵方巻が全国的に有名なものですが、
主に関西で、節分にいわしを食べ、焼いたイワシの頭と、柊を玄関や軒先に飾る風習がある事をご存じでしょうか。
かく言う私も、この仕事をするまで知りませんでした。
柊の先の尖った葉っぱと、イワシを焼く際の煙とにおいは、「鬼が嫌がるもの」として、
『家に鬼を寄せ付けないようにする為』とされています。
1月下旬あたりから、『節分いわし』としてお店に並び始めるのではないでしょうか。
イワシの栄養にはカルシウムが含まれており、特に塩干ものである、うるめいわしの丸干しに含まれるカルシウムは多く、
カルシウムが不足がちの方には、積極的に食べて頂きたい食材です。