去る5日(土)にウェスティン都ホテル京都にて、全水卸組連の定時総会が開催され、
北は北海道から、南は九州宮崎までの水産仲卸が京都に集い、盛大に行われました。
その後の講演会では、善行寺大勧進 栢木貫主による、演題「根本を見る」
講演会後は、懇親会にて、宮川町の芸舞妓さん達による祝舞が披露され、催しに花が添えられました。
なお、定時総会に於いては、以下に記載の「令和七年度声明」が承認されました。
一、新型コロナウィルス感染症拡大の困難な時期においても、閉場することなく漁業者が水揚げした水産物の受け皿としての役割を維持し続けてきた実績のもと、今後とも「食の安定供給」、「産地を守る」という使命を果たしてまいります。とも「食の安定供給」、「産地を守る」という使命を果たしてまいります。
一、卸売市場流通の根幹である仲卸業務の強化のため一丸となって邁進するとともに、仲卸業者が安定的かつ持続的に経営を続けていくための新たな事業展開について検討を進めてまいります。
一、漁業者、流通業者が一丸となって漁業の再生産を保証する適正価格の確保を図ります。
一、食品衛生法に基づく衛生管理計画を作成し、適正に実施すると共に関係法令を遵守し、品質管理の高度化を推進し、安全・安心な水産物の流通体制を確立します。
一、水産流通適正化法に基づくアワビ・ナマコの漁獲番号・荷口番号を適正に伝達し、消費者からの信頼確保と資源管理に寄与します。
一、毎月十日の「ととの日」を基本とし、全国及び地域において魚と消費者を結びつける魚食普及活動と情報の共有に努めます。
一、前項の取組の一つとして、各卸売市場の独自性を尊重しつつ、一定の期間で全国同時期に市場まつりや市場開放等のイベントを開催して、卸売市場の認知拡大に向けて、発信力を高めていきます。
右、宣言する。
令和七年七月五日 全国水産物卸組合連合会