春を告げる魚たち

■□■春を告げる魚たち□■□

 ■かなぎ

毎年2月後半から3月にかけて獲れるかなぎ。いかなご科の海魚でいかなご、新子(しんこ)という呼び名もあり、『春告魚(はるつげうお)』とも呼ばれます。ただ漁期が短く、貴重な初春のご馳走と言えます。

薄い塩水でゆでて7分乾きにしたものがシラス。さらに乾燥させたものがジャコ(ちりめんじゃこ)です。

カルシウムの摂取量としてはシラス大さじ一杯で27mg、骨ごと食べられる小魚類はカルシウムの供給源として大変優れています。しかもビタミンDも含んでおり、カルシウムの吸収も促進されます。

 ■ほたるいか

3月から解禁となったホタルイカ漁。大群が見られるのは滑川近くの富山湾のみだそうです。毎年3月から5月にかけてほたるいかの集群が見られ、国の天然記念物にも指定されています。

イカは低脂肪、低カロリー、高タンパク質で肥満、糖尿病の方には特にお勧めの食品で、ダイエット中の蛋白源には最適と言えます。種類がいろいろありますが、内臓まで食べられるホタルイカはビタミンAも同時に摂取できます。
※生食の場合は必ず内蔵を除去してください。寄生虫が検出される場合があります。

またイカに多く含まれるタウリンは中性脂肪を減らす、血圧を正常に保つ、血中のコレステロールを下げるなどに有効です。イカの墨に含まれるリゾチームという物質は薬にも使われ、ガンに有効とも言われています。潰瘍などの飲み薬にも使われる薬効が多い健康食品ですね。

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