塩さばができるまで

焼津でも近年さばの漁獲量が下降傾向にあること、運輸手段が発達したことなどにより、全国各地からおいしいさばが集まってきます。

 九州沿岸で水揚げされるさばは冬が旬。「寒さば」とよばれます。一方、太平洋各地で水揚げされるさばは秋が旬で「秋さば」とよばれます。

 いずれにしても今からが旬!のさば。この時期から加工場さんはフル回転です!


(冷凍技術の進歩によって、旬の時期にとれたおいしいさばを「塩さば」へと加工し、年中安定して供給できるようになりました。)

1.ダンボールに入れられ、焼津に搬入されてきたさば。「急速冷凍」の文字がみえます。鮮度を保ったまま加工場へ。

2.解凍後のさばです。どのように解凍するかは業務機密事項とのことwアシの早い魚を解凍するにもコツがあり、そこはやっぱり鮮度を保つための業者さんの知恵!

3.背開きで包丁が入れられます。

4.包丁入れをした後に内臓を除去した状態です。

5.塩水にて綺麗に血合いを洗い流します。

6.氷の塩水にて一定時間漬け込み、身を引き締めて臭みを取り除きます。

7.塩水から引き上げ水切りをします。

8.一本一本魚にあった塩加減を調整し、塩をうっていきます。

9.出来上がった状態の塩さばです。

ご協力:株式会社 あまる齋藤商店

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